高校生の頃から、グラフィックデザイナーになりたいと思っていました。
自分のデザインを作っていく。
それを発表する。
そんな夢があり、大学は美大でした。
美大でクラシックデザインを一生懸命勉強しました。
大学卒業後は、デザイナーとして活躍する夢を描いていました。
現在は、デザイン会社で仕事をしています。
憧れだった仕事に就けたことは良かったのですが、思うようにならないのが現実だと思い知らされました。
デザインを作るものの、上司に認められることがありません。
私の主な仕事は、他の方のデザインの描き直し。
たまにデザインさせてもらっても、新聞の広告や、スーパーのチラシなどの、とても地味なもの。
本来やりたかったものとは、かけ離れた仕事内容です。
次第に、会社で作業をするのが苦痛になってきてしまいました。
独立すれば、自分の好きなデザインを作成出来る。
だけど、独立してもすぐに仕事はない。
だから、独立することは出来なかったのです。

 

 私と同じように、学生時代の友人はグラフィックデザイナーになりました。
彼女も、私と同じような悩みを抱えていました。
デザインが認めてもらえずに、日々悶々としていたのです。
そんな彼女が、独立すると言い出したのです。
資金援助してくれる人と知り合えたと言われてびっくりしました。
まさか援交でも始めたのか?と最初は思ってしまいました。
しかし彼女の言う、支援してくれる人とは、パトロンだったのです。
最初はパトロンの意味がよくわからず、パパ活とか愛人契約とか、援助交際のようなものなのかと、思ってしまいました。
友人が、独立の話をどうしてもしたいからと、仕事帰りにお酒を飲みに行くことになりました。
そこで、衝撃的とも言える話を聞かされることになりました。